はじめまして!4歳の男の子のママでありMOMENTS SURFBOARDでサーフボードを製作しております間瀬 彩、44歳です。
みなさんは人生において一番大切にしている事は何でしょうか?
私は『笑顔になれる瞬間』を沢山作ってゆく事です。
大好きなサーフィン、子育て、サーフボードの製作•••。
私にとってどれも笑顔になれる瞬間だらけです。
はじめに私のサーフィンに対する思いを書きますね!
シンプルにサーフィン=笑顔!!
サーフィンを始めてから20年程がたちますが、今でも海に行くと心と体がニコニコしちゃいます。『空の色、海の色、潮の香り、波の音•••』 これだけで幸せのバロメーターが上昇!
いい波に乗れた時なんてバロメーターが『MAX!!』ですよね!
前に調べて見ました。
サーフィンによって海に触れ合う事で癌に対する治癒力が高まる可能性が判明している事。
サーフィンによる心のセラピーが世界中で今、普及している事。大変驚きました。やはり、サーフィン凄し!!です。
38歳で結婚をしまして39歳で出産を致しました。
若い頃は『サーフィンが上手くなりたい!』『沢山波に乗りたい!』そればかりを思い、海に入っていました。
産前産後の三年間、サーフィンからは仕事も含め離れていました。高齢出産で産後の体重は65キロ。もちろん今迄のウエットスーツは入らない。お恥ずかしい話ですが ほどけた靴ヒモさえも結ぶのが辛い体型に•••。
もう、上手く乗れないかもしれない。恥ずかしい思いをするかもしれない。なんて思いながら三年ぶりに入水しました。
まず、サーフボードにうつ伏せになり、パドリングをした瞬間に『これだわ〜!!』というワクワク感。沖まで息を切らしながらなんとか到着!
『よいこらっしょ』と波待ちした瞬間に何とも言えない懐かしさと、幸福感で気持ちがいっぱいになってしまいました。
そして三年ぶりに小さめの波にトライしました。なんとかフラフラしながらもテイクオフ出来ました。ターンをしようとした時に、ワイプアウトしてしまいましたが胸が苦しい位に高揚していたのを鮮明に覚えています。
久しぶりのサーフィンをする前は、上手く乗れなかったら辞めてしまうのかな?なんて変なプライドがあったのですが、反対に久しぶりのこの一本を乗り終えた直後の私は、大笑いしていました。きっとシンプルに、とにかく波に乗るのは楽しい!!という事を実感できたからでしょう。
次は私のサーフボードを作る仕事について書きます。
サーフボード作りに携わって15年程たちました。
始めはサーフボードの修理から始め、塗装のエアブラシ(絵を描く)、バフ仕上げ(光沢仕上げ)をやっていました。
今はシェープ、ラミネートをはじめました。
大好きな事をする道具を作る仕事は私の誇りであります。
『重い』『臭い』『汗だく』『粉だらけ』
手の指にはマニュキアを塗れないみたいな(短い爪でやらないとならないし、溶剤など使うので塗る意味無いし•••笑)100%ガテン系の仕事内容です。
工程によっては、空調なんかシャットアウトしなきゃならない中、神経を集中しないとならないこともしばしば。
悪戦苦闘する事も今迄数えきれない程ありました。
ですが、出来上がった時の達成感、喜びはサイコー!です。
まさに『好きを作る!』は最高であります。
私が仕事で一番心掛けていること、それはオーダー下さった方となるべく一緒にボードを作る事です。私が自分のボードを大切にしている様に、お客様も大切にして下さるのだろう•••と、思うと極力、理想の乗り心地、デザインを追求したいのです。
ですので、一緒に海に入って私の持っている色々なタイプのボードに試乗してもらい、塗装も時間を合わせて一緒にやっております。
その人にとって『オンリーワン! ナンバーワン!』のサーフボード作りができる様に、これからもこの仕事を一生懸命続けてゆくのが私の目標です。
そして最後に、こんな私が親になり、子から沢山の幸せと生きがいをもらってる今、思う事があります。
『ビバ!! 中年サーファー!』
40代、50代、60代•••。
子育て真っ最中のサーファーのみなさん、子育ての合間、もしくはお子さんと一緒にサーフィンをしてリフレッシュ! そして素敵な休日をエンジョイして下さい!!
子育てが終わり、セカンドライフを楽しんでらっしゃるサーファーのみなさん、子育て、お仕事お疲れ様です。
子育ての苦労、喜びもひと段落。思いきり大海原とサンサンの太陽でサーフィンを満喫して下さい!! いつもたまたま同じポイントで入っていた知り合いの方も、知らない方も、どんな気持ちで今日は海に来ているんだろう〜?ってよく考えます。
『嫌なことがあったからリフレッシュに』
『まったりのんびりと海と戯れたくて』
きっと十人十色でしょう。
きっとみんな一緒だと思う気持ちは『海が心地よくて、波に乗る事が好きだから!』
私ももちろんその中の一人です。
私はそんな方々のお手伝いとして、サーフボードを作る仕事をこの先も精進しながら取り組んでいき、私のボードで海で笑顔になって貰えるよう一生懸命やってゆきたいです。
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